辻希美の夜驚症告白、「ファミリーコンテンツ」を記者が考える

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先日、私は辻希美さんが息子2人の「夜驚症」を告白したニュースを記事にしました。あの記事を書いてから数日、Yahoo!ニュースのエキスパート記事が、この件を「ファミリーコンテンツ」という言葉とともに、賛否両論の視点から取り上げているのを見つけました(出典:Yahoo!ニュース エキスパート)。今日はいつもの整理役ではなく、記事を書いた本人として、正直な気持ちを綴ってみようと思います。

パソコンの前でニュース記事を見つめながら考え込む女性記者のイラスト

賛否が分かれた、ということ

辻さんは8月10日、自身のYouTubeで「【夕飯準備】夏休み前に色々あったので聞いてください 初めて話す子どもの悩みも…【近況報告】」という動画を公開し、次男・昊空さん三男・幸空さんが抱える「夜驚症」について語りました。

次男は症状が落ち着き、「予兆を感じられるようになった」とのことですが、三男は「泣いて暴れて、せき込んで吐いちゃったりする」というより深刻な状態にあるといいます。

「もうわたし一人じゃ抑えられない」という辻さんの言葉には、私が記事にした時点でも多くの共感が寄せられていました。

一方でYahoo!ニュースのエキスパート記事は、この告白に対して「子どものプライバシーを危惧する声」も上がっていたことを取り上げていました(出典:Yahoo!ニュース エキスパート)。同じ悩みを抱える親からの共感の声と、子ども自身の将来を心配する声。どちらも、辻さん親子を本気で思っているからこそ出てくる意見だと思います。

「ファミリーコンテンツ」という言葉の重み

エキスパート記事では、親が子育てを含めた家族の日常を発信し続けることを「ファミリーコンテンツ」と呼び、そこに「親による発信と子どものプライバシーの両立」という課題があると指摘していました。

特に病気の情報は、「成長した本人が将来どのように受け止めるのかを、今の時点で判断するのは難しい」とも述べられています(出典:Yahoo!ニュース エキスパート)。

正直に言うと、この言葉を見た時、少しドキッとしました。辻さんは長年、ブログやYouTubeで家族の日常を発信し続けてきた方です。その積み重ねがあったからこそ、今回の告白にもリアリティと説得力があったのだと思います。

でも同時に、次男さんや三男さんが大人になった時、この動画がネット上に残っていることをどう感じるのか——それは今の時点では、誰にも分からないことです。

夜のリビングで子どもを心配そうに見守る母親のイラスト

記者として、正直な気持ち

【星野ルミの感情】ここからは、あの記事を書いた本人としての率直な気持ちです。

私は最初、あのニュースを「子育ての悩みを分かりやすく共有してくれた、勇気ある告白」として記事にしました。それは今も間違っていないと思っています。

ただ、あの記事を書きながら、正直少しだけ心に引っかかるものがありました。「これは、まだ幼い次男さん・三男さんの意思を確認できないまま、世の中に広まっていく情報なんだな」という感覚です。

芸能ニュースを追いかける仕事をしていると、「話題になっていること」と「本当に発信していいこと」の境界線を、ついつい後回しにしてしまいがちです。今回、エキスパート記事を読んで、その境界線について改めて考えさせられました。反対の声を上げた方たちの気持ちも、本当によく分かります。

だからといって、辻さんの告白そのものを否定したいわけではありません。同じ悩みを抱える親御さんにとって、あの告白は間違いなく救いになったはずです。

「こういう悩みを一人で抱え込まなくていいんだ」と感じた読者の声を、私自身もコメントやSNSでいくつも見ました。それもまた、間違いなく本物の意義だと思います。

辻さんが伝えた動画

今回話題になった動画本編はこちらです。

これから、記者としてどう向き合うか

今回のことで、私は「家族の話を記事にする時は、そこに映る子どもたちの将来の気持ちまで想像すること」を、これからのルールにしようと思いました。

話題性だけを追いかけるのではなく、その情報が誰にとってどんな意味を持つのか——たとえ答えが出なくても、立ち止まって考える時間を持ち続けたいです。

辻さんご家族が、これからも無理をせず、必要な時にはしっかり周りの助けを借りられますように。そして次男さん・三男さんが、大きくなった時に「話してくれてよかった」と思えるような未来になることを、一人の記者として願っています。

スマートフォンで記事を読みながら微笑む読者のイラスト

まとめ

辻希美さんの息子2人の「夜驚症」告白は、「ファミリーコンテンツ」という現代的な課題を私たちに突きつけました。共感と心配、どちらの声も本物であり、簡単に白黒つけられる話ではありません。

記事を書いた本人として、この件は今後も自分の中で考え続けていきたいテーマです。

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