
ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」は、意思とは関係なく時間を移動してしまう男性と、その妻の愛の物語です。ウエストエンド発の話題作が日本に初上陸し、2026年秋にSnow Man・岩本照さんの主演で上演されています。この記事では、作品の成り立ち・あらすじ・原作小説・過去の映像化・日本版のキャストを、まとめて整理します。
「原作は何?」「映画やドラマもあるの?」「岩本照の公演が中止になったって聞いたけど?」——順番に見ていきますね。
この記事で分かること
- ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」日本版の公演情報(会場・期間)
- 物語の設定と、ネタバレなしのあらすじ
- 原作となったオードリー・ニッフェネガーの小説について
- 2009年の映画版・2022年の海外ドラマ版
- 日本版のキャスト・スタッフ(主演:岩本照ほか)
- 2026年9月に一部公演が中止になった経緯
日本版ミュージカルの基本情報
| タイトル | ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」 |
|---|---|
| 東京公演 | 2026年9月5日〜24日/EXシアター有明 |
| 大阪公演 | 2026年10月2日〜8日/オリックス劇場 |
| 主演 | 岩本照(Snow Man) |
| ヒロイン(クレア役) | 和希そら |
| 上演台本・演出 | ウォーリー木下 |
| 音楽 | デイヴ・スチュワート、ジョス・ストーン |
| 訳詞 | 及川眠子 |
| 原作 | オードリー・ニッフェネガー「きみがぼくを見つけた日」 |
東京公演は、新劇場「EXシアター有明」のオープニング・ラインナップのひとつとして上演されています。「ウエストエンド最新ミュージカルの日本初上陸」という触れ込みの、注目度の高い企画です。

どんな物語?(ネタバレなし)
主人公のヘンリーは、自分の意思とは無関係に、突然、別の時間へ飛ばされてしまう体質を持っています。過去にも、未来にも。行き先も、戻るタイミングも選べません。
彼が愛する女性クレアは、そんなヘンリーを待ち続けます。二人は同じ時間を生きているようで、少しずつすれ違っていく——出会う順番も、そのときの年齢もかみ合わないまま、それでも惹かれ合っていきます。
「一緒にいたいのに、一緒の時間を選べない」。このもどかしさと愛おしさを、歌と芝居でどう立ち上げるかが、作品最大の見どころです。
原作はオードリー・ニッフェネガーの小説
原作は、アメリカの作家オードリー・ニッフェネガーが2003年に発表した長編小説です。日本では「きみがぼくを見つけた日」の邦題で翻訳されています。
時間を行き来する夫と、地上にとどまって待つ妻。その視点を交互に描く構成で、世界的なベストセラーになりました。SF的な設定を使いながら、描いているのは「待つこと」「すれ違うこと」「それでも続く関係」という、とても普遍的なテーマです。
過去の映像化|映画版とドラマ版
「タイムトラベラーズ・ワイフ」は、これまでに2度、映像化されています。
- 2009年 映画版「きみがぼくを見つけた日」(原題 The Time Traveler’s Wife)— エリック・バナとレイチェル・マクアダムスが主演
- 2022年 海外ドラマ版「The Time Traveler’s Wife」(HBO制作)— テオ・ジェームズとローズ・レスリーが主演。全6話
同じ物語でも、映画は約2時間に凝縮、ドラマはじっくり6話、そして今回のミュージカルは歌で感情を増幅する——媒体によって印象がかなり変わる題材です。舞台版を観る前後で映像版に触れると、演出の違いを楽しめます。
日本版ミュージカルのキャスト・スタッフ
主演の岩本照さん(ヘンリー役)、ヒロインの和希そらさん(クレア役)に加えて、尾上寛之、青野紗穂、宮原浩暢、佐藤真弓、壮一帆、鶴見辰吾といった実力派が名を連ねます。クレアの幼少期などにあたる役は、木村美桜さんと坂本愛来さんのWキャストです。
演出は、視覚的な仕掛けに定評のあるウォーリー木下さん。時間があちこちに飛ぶ物語を、舞台上でどう見せるか——場面転換の作り方が、この演出家の腕の見せどころになります。
音楽を手がけるのは、ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートと、シンガーのジョス・ストーン。訳詞は「残酷な天使のテーゼ」などで知られる及川眠子さんが担当しています。

主演・岩本照と、2026年9月の公演一部中止
主演の岩本照さんは、Snow Manのリーダー。体操で培ったフィジカルの強さで知られ、グループのパフォーマンスでも大きな見せ場を担っています。今回が本格的なミュージカル主演です。
ただ、2026年9月6日〜8日にかけて、岩本さんの体調不良により計4公演が中止になりました。9月10日以降の公演の扱いは、公式サイトで案内されるとされています。
公演中止の詳細はこちら:Snow Man岩本照が主演ミュージカル一部中止|「タイムトラベラーズ・ワイフ」体調不良で計4公演
ミュージカルの主演は、物語の中心を歌い続ける役。とくにこの作品はヘンリーの存在が軸なので、主演不在での上演がむずかしく、中止という判断になりやすい構造です。
見どころ(私見)
ここからは、私の個人的な期待です。
この作品のキモは、「時間がかみ合わない二人を、どう同じ舞台に立たせるか」という一点だと思います。歌は、時間や距離を飛び越えて感情を伝えられる表現です。すれ違う二人が“歌でだけ心を重ねられる”瞬間があるとしたら、それはミュージカルならではの強みになります。
もう一つは、演出の見せ方。過去と未来を行き来する物語を、映像やセットの転換だけに頼らず、俳優の身体と照明でどう時間を表現するか。ウォーリー木下さんの演出がどうハマるか、注目しています。
岩本さんについては、まずは体調の回復が最優先。万全の状態で、あらためて舞台に立つ姿を見たいところです。
原作小説「きみがぼくを見つけた日」を読む
ミュージカルの土台になった、オードリー・ニッフェネガーの原作小説です。舞台では駆け足になりがちな“二人の時間のズレ”を、じっくり味わえるのは小説ならでは。上演を観る前の予習にも、観たあとの余韻にも。レビューを参考に手に取ってみてください。
映画版・ドラマ版を配信で観るなら
同じ物語の2009年の映画版、2022年の海外ドラマ版は、動画配信サービスで観られることがあります。舞台版と見比べると、演出の違いがよく分かって面白いですよ。配信状況は入れ替わるので、登録前に対象作品を確認してくださいね。
まとめ
ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」は、オードリー・ニッフェネガーの小説「きみがぼくを見つけた日」を原作に、時間を移動する男性ヘンリーと妻クレアの愛を描く作品です。
日本版は2026年秋、EXシアター有明(東京)とオリックス劇場(大阪)で上演。主演はSnow Manの岩本照さん、ヒロインは和希そらさん、演出はウォーリー木下さんです。2026年9月には岩本さんの体調不良で計4公演が中止となり、以降の公演は公式サイトで案内されています。
よくある質問
ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」の原作は何ですか?
アメリカの作家オードリー・ニッフェネガーが2003年に発表した長編小説で、日本では「きみがぼくを見つけた日」の邦題で翻訳されています。2009年に映画化、2022年にHBOでドラマ化もされています。
日本版の主演は誰ですか?
Snow Manの岩本照さんが主演(ヘンリー役)、ヒロインのクレア役を和希そらさんが演じます。演出はウォーリー木下さんです。
2026年9月に公演が中止されたのはなぜですか?
主演・岩本照さんの体調不良のためです。2026年9月6日〜8日にかけての計4公演が中止となり、9月10日以降の公演の扱いは公式サイトで案内されるとされています。
参考にした情報
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