
漫画・アニメ『NARUTO-ナルト-』の新情報が一気に公開されました。原作者・岸本斉史さんが描く新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』と、『NINKU -忍空-』とコラボレーションした完全新作アニメ『NARUTO-ナルト-×NINKU-忍空-』(全4話)の2本立てです。
映像には、火影の笠を掲げるナルト、満面の笑みのカカシ、凛々しく佇むサスケ、赤ちゃんを愛おしそうに見つめるサクラ、そして激突するナルトとサスケ――。そして最後に、歴代火影の顔岩の隣で「七人目の顔岩」が建設中という描写まで。ファンならずとも気になる内容ですよね。発表された内容と、これまでの経緯、「なぜ今『忍空』なのか」を整理していきます。
発表された2つの新作|漫画『SHADOW RISING』とコラボアニメ
報道(オリコン)によると、発表の中身は次のとおりです。
| 作品 | わかっていること |
|---|---|
| 新作漫画 『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』 |
岸本斉史さんが描く新作。映像ではネームが映し出され、第七班の4人や、七人目の顔岩が建設中の木ノ葉隠れの里が登場。続報は12月19日・20日に千葉・幕張メッセで開かれる『ジャンプフェスタ2027』で発表予定 |
| 新作アニメ 『NARUTO-ナルト-×NINKU-忍空-』 |
全4話。岸本さんと『忍空』作者・桐山光侍さんが全話を監修。少年時代のナルトが任務の途中で『忍空』の世界に迷い込む、オリジナルストーリー |
漫画の詳細は、現時点でタイトルと映像の一部のみ。放送・配信の時期など、アニメの公開日についても、報道の時点では発表が確認できませんでした。確実な情報は、公式サイトや12月のジャンプフェスタの発表を待ちたいところです。
(出典:オリコン(Yahoo!ニュース)、オリコン(Yahoo!ニュース))
コラボアニメのあらすじとスタッフ・キャスト
公式のイントロダクションは、こんな書き出しです。「オレの記念すべき任務に出発だってばよ!」――第七班のナルト、サスケ、サクラは、カカシからある任務を任されます。別件があるカカシの代わりに、ナルトは隊長代理に任命。意気揚々と任務に出たものの、道中で三人は別世界に迷い込んでしまいます。
戸惑う三人の前に現れたのは、カエルのような顔をした少年・風助。『忍空』の主人公です。別世界で待ち受ける試練とは――という物語になっています。
- 原作:岸本斉史・桐山光侍
- 監督:阿部記之
- キャラクターデザイン:西尾鉄也
- 原案協力:ひなたしょう
- シリーズ構成:本田雅也
- 声のコメント:風助役の松本梨香さん、うずまきナルト役の竹内順子さんがコメントを寄せています
松本梨香さんは「約30年前にテレビアニメがスタートした『忍空』が時を経て、また元気に動き回る風助達に会える喜び」とコメント。当時のオリジナルキャストとの再会にも触れています。竹内順子さんも「サスケが味方。その時期がどれだけ尊いか」と、少年篇のナルトたちを演じる感動を語っています。

岸本斉史さんの言葉|「『忍空』がなければ『NARUTO』は存在していません」
今回の発表でいちばん胸に響いたのは、岸本さんのコメントでした。
- 「僕は『NINKU-忍空-』の続きを見たくて『NARUTO-ナルト-』を描きました」
- 「『NARUTO』は『忍空』の多大な影響を受けて誕生した作品です」
- 「つまり風助はナルトの陰の師なのであります」
- 「念願叶って『本当の意味での、続き』を作る事が出来ました。全4話です!」
つまり今回のアニメは、岸本さんにとって“憧れの作品の続きを見たい”という少年時代の夢を、自分の手で叶えた企画ということになります。桐山光侍さんも「岸本先生のご提案、ご厚意によりこの様な『ミラクル』が実現する事と相成りました」と、感謝と期待を語っています。
『NINKU -忍空-』とは?どんな作品?
「『忍空』って何?」という若いファンもいると思うので、簡単に紹介します。Wikipediaによると、『NINKU -忍空-』は桐山光侍さんの漫画で、『週刊少年ジャンプ』で1993年26号から連載が始まった作品です。題名の「忍空」は、作中に登場する架空の武術の名前で、「忍術」と「空手」を組み合わせたものとされています。
- 連載当初から人気を得たものの、1994年に連載が一度中断。その後、再開と中断を経て、『週刊少年ジャンプ』での連載は1995年38号で3度目の中断に
- 単行本は『週刊少年ジャンプ』時代のものが全9巻
- のちに『ウルトラジャンプ』で『忍空 〜SECOND STAGE 干支忍編〜』として連載が再開され、2011年10月号で完結(単行本全12巻)
- テレビアニメ化もされた
松本さんが「約30年前にテレビアニメがスタート」と話しているとおり、アニメ化は90年代半ば。まさに、当時子どもだった世代にとって懐かしい作品の“続き”が、今になって新作アニメとして届くわけです。
(出典:Wikipedia「忍空」)
『NARUTO-ナルト-』のこれまで|数字でおさらい
念のため、『NARUTO-ナルト-』という作品のスケールも確認しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連載 | 『週刊少年ジャンプ』1999年43号〜2014年50号。全700話、単行本は全72巻+外伝1巻 |
| 累計発行部数 | 全世界で2億5000万部を突破 |
| アニメ | 2002年からテレビ東京系で放送開始。2007年から『疾風伝』として2017年3月まで放送。劇場版は11作 |
| 展開国 | テレビアニメは世界145以上の国と地域で展開 |
| 次世代編 | 『BORUTO-ボルト-』が2016年から連載(第二部『TWO BLUE VORTEX』は2023年10月号からVジャンプで連載) |
2022年にはテレビアニメ放送20周年を迎え、公式サイトのオープンや完全新作PVの公開、世界規模の人気投票企画『NARUTOP99』なども行われました。さらに、2023年に放送予定だった新作アニメ(4週連続の予定)は、「クオリティ向上」を理由に延期が発表され、その後の続報はありませんでした。今回の『NARUTO×NINKU』は、長く待ったファンにとって、ようやく届いた“答え”のひとつと言えるかもしれません。ただし、2023年に延期された新作アニメと今回のコラボアニメの関係については、報道では明らかにされていません。

私が注目する3つのポイント
ここからは、発表内容を踏まえた私なりの見方です。
1. 「七人目の顔岩」が示すものは?
映像の最後に描かれた、歴代六人の火影の顔岩と、建設中の七人目の顔岩。作中では七代目火影になったのはナルトですから、素直に読めば“七代目の顔岩”です。ただ、新作漫画『SHADOW RISING』が本編の続きなのか、別の時代を描く物語なのかは、まだわかりません。ここは断定せず、12月のジャンプフェスタの発表を待つのが良さそうです。
2. 「少年時代のナルト」だからこそ描ける物語
コラボアニメは、少年時代の第七班が舞台。竹内順子さんの「サスケが味方。その時期がどれだけ尊いか」という言葉が象徴するように、仲間として一緒に任務に出ていた頃の物語は、後の展開を知る私たちにとって特別な意味を持ちます。
3. “世代を超えた継承”になっている
『忍空』を読んで育った岸本さんが『NARUTO』を描き、その『NARUTO』を読んで育った世代が今は漫画家やアニメ関係者になっています。作品同士がつながる今回の企画は、少年漫画の歴史がバトンのように受け継がれていることを感じさせてくれます。
考察:今、ジャンプの“二大レジェンド”が動く意味
今回の発表で特徴的なのは、新作漫画と新作アニメを同時に発表し、さらに「続きはジャンプフェスタで」と、次の山場まで用意している点です。ファンの期待を長く引っ張るうまい構成だと感じました。
もうひとつ印象に残ったのは、岸本さんの言葉の誠実さです。大ヒット作の作者でありながら、自分も『忍空』のファンだったと素直に語る姿勢が、作品への愛を感じさせます。なお、新作漫画の連載形態や掲載誌、アニメの放送・配信日はまだ報じられていません。追加情報が出たら、あらためてお伝えしますね。
まとめ
『NARUTO-ナルト-』の新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』と、『NINKU -忍空-』とのコラボアニメ『NARUTO-ナルト-×NINKU-忍空-』(全4話)が発表されました。続報は12月19日・20日の『ジャンプフェスタ2027』で発表される予定です。岸本斉史さんの「『忍空』がなければ『NARUTO』は存在していません」という言葉とともに、続報を楽しみに待ちましょう。
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よくある質問
『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』とは何ですか?
原作者・岸本斉史さんが描く新作漫画です。映像でネームが公開されましたが、詳しい内容や連載形態は未発表で、続報は『ジャンプフェスタ2027』で発表される予定です。
新作アニメ『NARUTO-ナルト-×NINKU-忍空-』はいつ見られますか?
全4話で制作されることは発表されていますが、報道の時点では放送・配信日は確認できていません。公式サイトの発表をご確認ください。
『ジャンプフェスタ2027』はいつ、どこで開催されますか?
2026年12月19日・20日に、千葉・幕張メッセで開催されると報じられています。
『忍空』を知らなくても楽しめますか?
少年時代のナルトたちが『忍空』の世界に迷い込むオリジナルストーリーで、「子供の頃観ていた方も、初めて観る方も楽しめる」と風助役の松本梨香さんがコメントしています。
『NARUTO』のコミックスは全部で何巻ですか?
全72巻で、外伝が1巻あります。全世界での累計発行部数は2億5000万部を突破しています。
『忍空』の作者は誰ですか?
桐山光侍さんです。『週刊少年ジャンプ』で1993年に連載が始まり、のちに『ウルトラジャンプ』で続編が連載されました。



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