
漫画『キャプテン翼』シリーズの最新作『キャプテン翼 ライジングサン FINALS』(作者:高橋陽一さん)が、2026年10月6日から連載を再開しました。5月26日の更新で100話に到達したのを節目に一時休載していましたが、第101話からはマドリッドオリンピックのクライマックスに向けた物語が始まります。
「そもそもネーム連載って何?」「どこで読めるの?」「今どんな展開?」と気になっている方へ。再開のニュースと、ここまでの流れをまとめてお届けしますね。
『キャプテン翼 ライジングサン FINALS』連載再開の内容は?
今回発表された内容をまとめると、次のとおりです。
- 再開日:2026年10月6日(火)
- 掲載先:WEBサイト『キャプテン翼WORLD』など
- 再開する話数:第101話から
- 今後の展開:マドリッドオリンピックのクライマックスに向けた、新たな物語
同作は2026年5月26日の更新で100話に到達。それを一区切りとして、一時的にお休みに入っていました。約4か月ぶりの再開です。
キャプテン翼WORLD公式Xは9月28日に「100話を一区切りとして、連載をお休みさせていただいておりましたが、10月6日(火)より連載を再開いたします」と告知していました。
(出典:オリコン(Yahoo!ニュース)、ORICON NEWS)
再開に合わせた「全話無料」キャンペーンと新刊
再開に合わせて、読み返しにぴったりの企画も用意されています。
- 漫画アプリ『ヤンジャン+』で、これまでの100話を読み返せる全話無料キャンペーンを実施(公式Xで案内。50話ずつ2回に分けての実施で、後半の51話以降は10月3日から)
- ジャンプコミックスDIGITAL『キャプテン翼ライジングサンFINALS』の最新15巻が配信開始(ネーム連載のNo.71〜75を収録、表紙は高橋さん描き下ろしの早田誠のカラーイラスト)
公式Xによると、新刊は「45周年イヤー突入後、怒涛の7か月連続刊行」とのこと。15巻には、スペインとの準決勝PK戦がサドンデスに突入していく場面が収められています。
キャンペーンの期間や内容は変わることもあるので、読む前に『ヤンジャン+』のアプリ内で最新の情報を確認してくださいね。
(出典:コミロック)

今どんな展開?スペイン戦の準決勝と翼の双子
物語は、激闘のマドリッド五輪が舞台です。
- 準決勝で、大空翼率いるU-23日本代表は、“天使”ミカエルを筆頭に優勝を狙うスペインと対戦
- 決勝へ進むファイナリストはどちらになるのか、その行方が描かれてきた
- 第50話では、翼の妻・早苗(旧姓:中沢早苗)が双子の息子を出産し、大きな話題に
翼がパパになる、という展開は、子どもの頃から翼を見てきた読者にとっては感慨深いものがありますよね。小学生だった翼が、五輪の舞台に立ちながら父親にもなる。読者と一緒に年を重ねてきたキャラクターならではの重みだと思います。
第101話からは、いよいよ五輪のクライマックス。100話分の積み重ねがどう決着するのか、注目が集まります。
そもそも「ネーム連載」って何?漫画連載を終えた理由
『ライジングサン FINALS』の大きな特徴は、ペン入れされた完成原稿ではなく、鉛筆描きの「ネーム」形式で連載されていることです。ネームとは、漫画を作るときの元になる、絵コンテのようなもの。普通は読者の目に触れない段階の原稿です。
なぜこの形になったのか。きっかけは、2024年1月5日の発表でした。
- 『キャプテン翼』シリーズの漫画としての連載は2024年4月で終了
- 理由は、高橋さんの体力の衰えや、デジタル化などによる執筆環境の変化
- 新型コロナウイルスの感染拡大で、スタッフ体制の維持も難しくなった
- 漫画家を目指すきっかけで「一番の憧れであり、目標だった」水島新司さんの訃報も、考えるきっかけになった
高橋さんは当時、頭の中に最終回までの構想があるものの、すべて漫画にすると40年以上かかってしまうかもしれないと説明しました。年齢も60を超え、老眼やめまいにも悩まされていると率直に明かしたうえで、「最後まで連載にこだわり体力の限界まで“漫画”を描き続けるよりも、連載をやめ『キャプテン翼』の最終回までの“物語”を残す決断をしました」とつづっています。
(出典:ORICON NEWS(2024年1月))
ネーム連載スタートから今日まで|年表で整理
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 1980年4月 | 『週刊少年ジャンプ』に読み切り『キャプテン翼』が掲載(高橋さんのデビュー作) |
| 1981年3月 | 『週刊少年ジャンプ』で連載スタート |
| 2013年末〜2019年 | 『キャプテン翼 ライジングサン』を『グランドジャンプ』で連載 |
| 2020年〜 | 発表の場を『キャプテン翼マガジン』に移して連載 |
| 2024年1月5日 | 漫画としての連載を4月で終えると発表 |
| 2024年4月4日 | 『キャプテン翼マガジン』vol.20(最終号)で漫画連載が最終回。同日、『キャプテン翼WORLD』で『ライジングサン FINALS』第1話(27ページ)を公開 |
| 2026年5月26日 | 100話に到達し、一時休載 |
| 2026年10月6日 | 第101話から連載再開 |
シリーズはこれまでに『ワールドユース編』『ROAD TO 2002』『GOLDEN-23』『海外激闘編』などが描かれ、コミックスの全世界シリーズ累計発行部数は9000万部以上。国内外で多くのプロサッカー選手が生まれるきっかけにもなった、まさにサッカー漫画の金字塔です。
(出典:コミックナタリー)

作者・高橋陽一さんのプロフィールと「〆切のない生活」
作者の高橋陽一さんは、1960年7月28日生まれ、東京都葛飾区出身。第10回月例フレッシュ☆ジャンプ賞の入選作として読み切り『キャプテン翼』が掲載され、デビューしました。
2024年4月、漫画連載の最終話を描き終えたときのメッセージには、こんな言葉がありました。
「この先やっと“〆切”というものがない生活を送れるという解放された気分でいる状態にあります」
そして、漫画家は引退するけれど、絵を描くこと、ストーリーを考えることは好きなので、創作活動は続けていくと宣言。ペン入れもトーンもないぶん、執筆のペースが速まり、物語を届けるペースも速くなる予定だと説明していました。
さらに印象的なのが、自分の漫画の原点を振り返った部分です。小学校高学年のとき、真っ白いノートに鉛筆描きで見よう見まねのオリジナル漫画を描き、弟や友達に見せて回っていたそう。鉛筆描きのネームで連載する今の形は、ある意味で「漫画家・高橋陽一の原点」に戻ったとも言えますね。
私の考察|100話で休んで、また走り出す意味
ここからは、私の個人的な感想です。
ネーム連載が始まったとき、「完成原稿じゃないと物足りないのでは?」という声もあったと思います。でも、週刊ペースで100話まで走り切ったという事実が、このやり方が物語を最後まで届けるための現実的な答えだったことを示していると私は感じます。
そして今回、100話でいったんお休みを取り、約4か月後にきちんと戻ってきた。60代の作者が無理をせず、休むときは休み、また描く。その姿は、長く続く作品を守るための一つのお手本のようにも見えます。
最近は、作家さんの体調や働き方が、作品の続き方に大きく関わることを実感するニュースが続いています。昨日お伝えした『満州アヘンスクワッド』の連載再開も、新しい体制で物語をつなぐ決断でした。形を変えてでも物語を最後まで届けようとする作り手の思いに、読者として応えたいですね。
マドリッド五輪の決着、そして翼たちの物語の“最終回”まで。高橋さんが残そうとしている物語を、毎週の更新で見届けていきたいと思います。
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これまでのマドリッド五輪編をまとめて読み返したい方はこちら。コミックスをチェックできます。
まとめ
『キャプテン翼』シリーズの最新作『キャプテン翼 ライジングサン FINALS』が、2026年10月6日から『キャプテン翼WORLD』などで連載を再開しました。5月26日に100話に到達して一時休載していましたが、第101話からはマドリッド五輪のクライマックスに向けた物語が描かれます。作者の高橋陽一さんは体力の衰えなどから2024年4月に漫画連載を終え、鉛筆描きのネーム形式で「最終回までの物語」を残す連載を続けています。
よくある質問
『キャプテン翼 ライジングサン FINALS』はいつ再開しましたか?
2026年10月6日(火)に、第101話から連載が再開されました。
どこで読めますか?
WEBサイト『キャプテン翼WORLD』などで連載されています。漫画アプリ『ヤンジャン+』でも読むことができます。
なぜ休載していたのですか?
2026年5月26日の更新で100話に到達し、その節目で一時休載していました。
ネーム連載とは何ですか?
ペン入れやトーン貼りをした完成原稿ではなく、漫画の元になる鉛筆描きの「ネーム」の形で連載する方式です。高橋陽一さんは体力の衰えなどを理由に、この形で最終回までの物語を残すことを選びました。
今はどんな展開ですか?
マドリッド五輪の準決勝で、大空翼率いるU-23日本代表がスペインと対戦してきました。第101話からは五輪のクライマックスに向けた物語が展開されます。
翼の子どもは生まれたのですか?
はい。第50話で、翼の妻・早苗さんが双子の息子を出産しました。



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