
ハリウッドスターのトム・クルーズさん(64)が、主演映画『DIGGER/ディガー』(10月9日公開)のプロモーションで来日し、2026年10月5日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで記者会見に出席しました。通算26回目の来日となったトムさんは、覚えたばかりの“ギャルピース”を連発して会場を沸かせました。
今回はアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督も一緒の来日です。会見で語られた役づくりの裏話や、「なぜ今回の来日が特別なのか」を、まとめてお伝えしますね。
トム・クルーズ26回目の来日|会見で何があった?
まずは、会見の基本情報です。
- 日時・場所:2026年10月5日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ
- 登壇者:トム・クルーズさん、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督
- 作品:映画『DIGGER/ディガー』(10月9日公開)
- 来日回数:通算26回目(前回は2025年の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のプロモーション)
今回の来日は、ロンドン、メキシコシティ、ロサンゼルス、ソウルを回ってきたワールドツアーの最終地。トムさんは「監督と一緒にここに立つことを夢見ていました」と白い歯を見せ、「日本に来られるのはいつも大きなよろこびです。迎えてくれてありがとう!」と感謝を伝えました。
(出典:デイリースポーツ(Yahoo!ニュース)、映画.com)
ギャルピースは誰に教わった?会場が沸いた瞬間
会見場に姿を見せるなり、トムさんはいきなり“ギャルピース”を披露しました。手のひらを下に向けて作る、あのピースサインです。
MOVIE WALKER PRESSによると、教えてくれたのはこの日MCを務めたタレントの関根麻里さん。イニャリトゥ監督と一緒にノリノリでポーズを決め、取材陣を喜ばせたそうです。
26回も来日していると、もう「日本のファンをどう喜ばせるか」を知り尽くしている感じがしますよね。こういうサービス精神が、トムさんが「親日家」として長く愛されている理由なんだと思います。
(出典:MOVIE WALKER PRESS)
「トムの日」に初めて日本にいる!今回の来日が特別なワケ
今回の滞在は10月5日から7日まで。実はこの期間中の10月6日は、2006年に日本記念日協会に認定された「トムの日」なんです。しかも今年は制定から20周年。
オリコンによると、トムさんがこの日を日本で過ごすのは初めて。26回目にしてようやく「トムの日」の来日が実現した、というわけです。これに合わせて、『DIGGER/ディガー』は全国355劇場での先行上映も決まりました。
記念日に本人が日本にいるなんて、ファンにとってはたまらないタイミングですよね。
(出典:ORICON NEWS)

『DIGGER/ディガー』はどんな映画?トムが演じる“石油王”
『DIGGER/ディガー』は、トムさんが主演し、イニャリトゥ監督がメガホンを取った作品です。
- 役柄:石油採掘会社のCEOとして君臨する、傲慢な権力者ディガー・ロックウェル
- あらすじ:ディガーの欲深い行動がきっかけで地球が滅亡の危機に。その状況を打開しようと奔走する物語
- ジャンル:ブラックユーモアを交えた異色作
- 見た目:白髪に大きなおなか。これまでのトムさんのイメージを覆す姿
注目は、なんといってもトムさんの大変身です。特殊メイクとスーツを身につけるのに、毎回およそ6時間かかったそう(イニャリトゥ監督によると、当初は5〜6時間)。それでもトムさんは、本番だけでなくリハーサルの段階から特殊メイクと衣装を着けることを希望したといいます。
監督は「彼は、どう話すのか、どう歩くのか、どう感じるのかを見つける必要があった」と説明。現場のスタッフはすっかり“ディガー”の姿に慣れてしまい、たまにトムさんが素顔で現れると「うわ~、トム・クルーズだ!」と騒ぎになったという、ちょっと笑えるエピソードも明かされました。
(出典:THR Japan)
10分間の長ゼリフはワンテイク!「セリフ覚えは難しくない」
劇中には、トムさんが約10分間しゃべり続けるスピーチの場面があります。カットを細かく割らず、カメラや大勢のエキストラと動きを合わせる長回しで撮影されました。トムさんのキャリアでも最長のセリフだったそうです。
「どうやって覚えるの?」という記者の質問への答えが、とてもトムさんらしいものでした。
「セリフは暗記するだけ。俳優が現場でやっているのはコミュニケーション。監督が指揮者で、僕はジャズを演奏している。何を伝えるかなんです」
撮影場所を歩き、何度もセリフを繰り返して、本番では「何も考えていない。ただ、そのキャラクターとしてそこにいる」状態を目指すのだとか。トムさんは「すごく楽しかったです。もう1回やりたいくらい!」とも話していました。
イニャリトゥ監督は「普段から、飛行機からダイビングしている(笑)トムだからこそ、正確にできたんだと思う」とたたえています。体を張るアクションと、10分の長ゼリフ。方向は違っても、準備を極めて本番に挑むという姿勢は同じなのだと感じました。
「この役まで40年かかった」イニャリトゥ監督との念願タッグ
俳優人生45年を迎えたトムさんは、「この役を演じられるようになるまで40年かかりました」としみじみ語りました。
イニャリトゥ監督は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014年)と『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)で、アカデミー賞監督賞を2年連続で受賞した名監督です。トムさんは、26年前に監督の長編デビュー作『アモーレス・ペロス』を観たときから、ずっと一緒に仕事をしたいと思っていたと明かしています。本作は、監督が構想に9年をかけた作品でもあります。
そして監督にとっても、日本は特別な場所。『アモーレス・ペロス』で東京国際映画祭を訪れ、そこでの受賞が「自分の人生を変えました」と振り返りました。2022年の第35回東京国際映画祭では「黒澤明賞」を受賞しており、仕事での来日は今回で4年ぶり3回目。約20年前には、菊地凛子さんが出演した『バベル』を東京で撮影しています。

賛否両論の話題作|「風刺がドキュメンタリーになりそうで怖くなった」
『DIGGER/ディガー』は、公開前から賛否両論が巻き起こっている作品でもあります。
共同脚本も手がけたイニャリトゥ監督は、もともと風刺劇を目指していたそうです。テーマの一つは、「現実」と「語られる現実」がずれていく今の社会。ところが制作を続けるうちに、現実の方が映画に追いつき、追い越していったといいます。
監督は「風刺を作っているつもりが、ほとんどドキュメンタリーになってしまった。怖かったです」と明かしました。
それでもトムさんは、「興行収入や映画賞のためではなく、映画は観客のために作られている」と力を込めます。監督も「答えを提示する映画ではない。でも、会話を始めてもらいたい」と話し、特に若い世代に届けたいと語りました。トムさんも「見た後に対話をしてほしい」とアピールしています。
監督のおすすめは、「できるだけ何も読まずに映画館に来てもらう方がいい」。一度目と二度目でまったく違う体験になるように作られているそうで、トムさんも「何度観ても、新しいレイヤーが見えてくる」と自信をのぞかせました。
私の感想|64歳で「まったく違う挑戦」を選ぶかっこよさ
ここからは、私の感想です。
トムさんといえば、『トップガン マーヴェリック』や『ミッション:インポッシブル』シリーズで、体を張ったアクションを見せてきた人。その人が64歳で、白髪におなかの出た傲慢な石油王を、6時間の特殊メイクで演じる。しかも賛否が分かれるタイプの作品です。
トムさん自身も「これまでとはまったく違う種類の挑戦」と話していましたが、成功が約束された道ではなく、新しい崖に飛び込むような選択だと私は感じました。イニャリトゥ監督がトムさんの魅力として挙げた「よく笑う。そして恐れない。自分自身を笑うこともできる」という言葉が、まさにこの挑戦を表している気がします。
トムさんは日本の観客を「映画作りの技術やクラフトを理解してくれる観客」と表現していました。だからこそ、ワールドツアーの最後に日本を選んだのかもしれませんね。
ちなみに同じ10月9日には、横浜流星さんと広瀬すずさんの映画『汝、星のごとく』も公開されます。週末の映画館は、ちょっと迷ってしまいそうです。
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まとめ
トム・クルーズさんが、主演映画『DIGGER/ディガー』(10月9日公開)のプロモーションで通算26回目の来日を果たし、10月5日にイニャリトゥ監督と記者会見に出席しました。会見ではギャルピースを披露し、約6時間の特殊メイクで演じた石油王ディガー役や、ワンテイクで撮った約10分の長ゼリフについて語りました。10月6日の「トムの日」を日本で過ごすのは今回が初めてです。
よくある質問
トム・クルーズの来日は何回目ですか?
2026年10月の来日が通算26回目です。前回は2025年の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のプロモーションでした。
『DIGGER/ディガー』の公開日はいつですか?
2026年10月9日公開です。10月6日の「トムの日」には全国355劇場で先行上映も行われます。
『DIGGER/ディガー』の監督は誰ですか?
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督です。『バードマン』『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞監督賞を2年連続で受賞しています。
トム・クルーズはどんな役を演じていますか?
石油採掘会社のCEOとして君臨する傲慢な権力者、ディガー・ロックウェルです。毎回約6時間かかる特殊メイクで演じました。
「トムの日」とは何ですか?
10月6日のことで、2006年に日本記念日協会に認定されました。2026年で制定20周年を迎え、トム・クルーズさんがこの日を日本で過ごすのは初めてです。
ギャルピースは誰が教えたのですか?
MOVIE WALKER PRESSによると、会見でMCを務めたタレントの関根麻里さんから教わったそうです。



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