中村倫也が大河『逆賊の幕臣』で吉田松陰役|13年ぶり3作目、寛一郎・斎藤工・西岡德馬ら薩摩・長州キャストと役柄まとめ

白壁と瓦屋根の武家屋敷の小道のイメージ ドラマ
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白壁と瓦屋根の武家屋敷の小道のイメージ

2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』で、俳優の中村倫也さん(39)が吉田松陰を演じることが決まりました。NHKが2026年10月9日に発表したもので、中村さんの大河出演は2014年『軍師官兵衛』以来13年ぶり、3作目です。

同じ日には、高杉晋作役に寛一郎さん、島津久光役に斎藤工さん、島津斉彬役に西岡德馬さんも発表されました。「幕府側から見た幕末」を描く大河に、倒幕側の“薩摩・長州”の顔ぶれがそろった形です。キャストと役柄、中村さんのコメント、そして物語の見どころをまとめますね。

『逆賊の幕臣』第8弾キャストは誰?発表された4人と役柄

今回発表されたのは、幕府を倒そうとする西国の雄藩、薩摩・長州の人々を演じる4人です。

俳優 役 大河出演
中村倫也さん(39) 吉田松陰(長州萩藩の思想家) 3作目(『天地人』『軍師官兵衛』に続く)
寛一郎さん(30) 高杉晋作(長州藩士) 3作目(『鎌倉殿の13人』『べらぼう』に続く)
斎藤工さん(45) 島津久光(薩摩藩国父) 4作目(『江』『八重の桜』『いだてん』に続く)
西岡德馬さん(80) 島津斉彬(11代薩摩藩主) 10作目・20年ぶり

年齢はスポーツニッポンの記事の表記に合わせています。それにしても、西岡さんの大河10作目はすごい数字ですよね。

(出典:スポーツ報知(Yahoo!ニュース)、スポニチアネックス(Yahoo!ニュース))

中村倫也さんのコメント全文のポイント|「吉田松陰という“熱源”」

中村さんのコメントは、短いながらも熱のこもった内容でした。

  • 書き出しは「熱をどれだけ表現できるか。」
  • 幕末の動乱は、それぞれの正義を胸に走り、ぶつかり、渦巻いた時代。今の僕らには想像もつかない使命感を帯びていたと感じる
  • さまざまな資料を通じて学び、実際に萩も訪れた
  • 吉田松陰という“熱源”を魅力的に提示できるよう、最大限を尽くしたい

松陰を「熱源」と表現したところに、中村さんの役のつかみ方が表れている気がします。多くの弟子に火をつけた人物だからこそ、“熱を発する存在”として演じたいということなのでしょう。役づくりのために萩まで足を運んだというのも、本気度が伝わってきます。

(出典:日刊スポーツ(Yahoo!ニュース))

吉田松陰はどんな役?『逆賊の幕臣』での描かれ方

NHKが発表した役紹介をもとに、今回の松陰像を整理します。

  • 長州萩藩の下級武士の次男。兵学師範の養子として幼いころから兵学を学ぶ
  • わずか11歳で藩主の御前講義をするほどの才人
  • 江戸では佐久間象山や安積艮斎(あさか・ごんさい)の門下生となり、小栗忠順ら艮斎塾の塾生と「開国すべきか否か」で激論
  • ペリー来航時、自らの足で西洋を知ろうと黒船への密航を企てるも失敗し、入獄
  • 萩へ送られ、野山獄の日々で思想がいっそう過激に。松下村塾で弟子を育てながら、老中暗殺や倒幕に思いを致すようになる

注目なのは、主人公・小栗忠順(松坂桃李さん)と同じ塾で学んでいたという設定です。制作統括の勝田夏子さんも「艮斎先生の門下に実際に吉田松陰と高杉晋作がいたのにはびっくりです」とコメントしていて、史実をうまく使った出会いになりそう。

勝田さんは中村さんの松陰について、「松下村塾でもこんな風に場を掌握していたのかと想像が膨らむ弁舌家ぶり」「惚れ惚れするようなセリフ回し」とも語っています。

(出典:リアルサウンド(Yahoo!ニュース))

畳の間に並ぶ文机のイメージ

高杉晋作・島津久光・島津斉彬|ほか3人の役とコメント

寛一郎さん(高杉晋作役)

松下村塾に入り、松陰を生涯の師と仰いだ“長州のカリスマ”。江戸へ遊学して小栗と出会い、松陰が江戸の牢へ送られると、小栗を頼りに救出を試みます。やがて奇兵隊を起こす原動力に。

寛一郎さんは、晋作の辞世として知られる「おもしろき こともなき世を おもしろく」を挙げ、この言葉に惹かれると語りました。「自分なりの高杉晋作を見つけていきたい」とのことです。

斎藤工さん(島津久光役)

名君・斉彬の異母弟。薩摩から出たことのない「地五郎」と言われながら、のちに藩主の父「国父」として藩政を握り、千人余りの兵を率いて上洛します。

斎藤さんは「兄・斉彬の陰に隠れ、語られることの少なさに惹かれます」「決して一直線ではない久光の人間臭さも含め、丁寧に生きたい」とコメント。勝田さんも「有能さとあか抜けなさ、二面性の裏にある葛藤が見どころ」と話しています。

西岡德馬さん(島津斉彬役)

西洋の文化や世界情勢に通じ、黒船来航の予告情報もいち早くつかんだ開明派の名君。まだ無名だった勝麟太郎(大沢たかおさん)の才を見込んだ一人でもあります。

西岡さんは、1990年『翔ぶが如く』で斉彬の重臣・赤山靱負を演じた思い出を振り返り、今回その斉彬を演じることに「これはもう、運命的なものを感じます!」と喜びを語りました。36年の時を経て、家臣から主君へ。大河ファンにはたまらない巡り合わせですね。

(出典:リアルサウンド(Yahoo!ニュース))

『逆賊の幕臣』とは?放送日・主演・あらすじ

ここで、作品そのものの基本情報もおさらいしておきます。

  • 放送開始:2027年1月10日(日)スタート、日曜午後8時(スポニチ報道)
  • 作品:NHK大河ドラマ第66作
  • 主演:松坂桃李さん(小栗上野介忠順役)
  • 脚本:安達奈緒子さん(連続テレビ小説『おかえりモネ』など)によるオリジナル
  • 主なキャスト:大沢たかおさん(勝海舟)、北村有起哉さん(父・小栗忠高)、鈴木京香さん(母・くに)、上白石萌音さん(妻・みち)、岡部たかしさん(井伊直弼)、中村雅俊さん(安積艮斎)、宮野真守さん(滝川具挙)ほか

主人公の小栗忠順は、“勝海舟のライバル”と言われ、日本初の遣米使節として新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした幕臣です。それなのに明治新政府から「逆賊」とされ、歴史の闇に葬られてしまった。「なぜ小栗は逆賊にされたのか」が、物語の大きな軸になります。

(出典:シネマトゥデイ、デイリースポーツ)

夕暮れの海と桟橋のイメージ

中村倫也さんのプロフィールと大河の歩み

中村さんは今回が3作目の大河で、幕末を描く大河は初挑戦です(スポニチ報道)。

  • 2009年:『天地人』
  • 2014年:『軍師官兵衛』(織田信忠役)
  • 2027年:『逆賊の幕臣』(吉田松陰役)

また、制作統括の勝田さんとは、2018年度前期の連続テレビ小説『半分、青い。』に続くタッグになるそうです。朝ドラで強い印象を残した中村さんを、同じプロデューサーが今度は幕末の思想家として起用する。信頼関係あってこその配役なのだろうな、と感じます。

なお、吉田松陰はこれまでの大河でも描かれてきた人物で、『龍馬伝』(2010年)では生瀬勝久さん、『八重の桜』(2013年)では小栗旬さんが演じています。

ルミの考察|“幕府側の大河”で、倒幕の志士はどう見える?

ここからは私の個人的な考えです。

これまでの幕末大河は、坂本龍馬や西郷隆盛など“倒幕側”が主人公になることが多かったですよね。吉田松陰も高杉晋作も、たいていは「時代を切り開いたヒーロー」として描かれてきました。

ところが『逆賊の幕臣』の主人公は、その倒幕側から「逆賊」とされた小栗です。だからこそ、同じ松陰でも“見え方”がまったく違ってくるはず。小栗の目線から見た松陰は、熱い理想家であると同時に、老中暗殺まで口にする危うい存在でもあります。

中村さんの「熱源」という言葉は、まさにそこにつながる気がします。人を動かす熱は、ときに世の中を燃やす火にもなる。ヒーローとも悪役とも言い切れない松陰を、中村さんがどう演じるのか。若き日の小栗と同じ塾で激論を交わす場面は、序盤の大きな見どころになりそうです。

そして、勝田さんの「若き日に出会って純粋な気持ちで語りあうも、やがて時や立場に引き裂かれていく人の世の無常」という言葉。友だった者同士が敵味方に分かれていく物語だとしたら、毎週日曜が待ち遠しい大河になりそうです。

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放送前に主人公・小栗上野介忠順について予習しておきたい方はこちら。関連する本をチェックできます。

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まとめ

2027年1月10日スタートの大河ドラマ『逆賊の幕臣』で、中村倫也さんが吉田松陰を演じることが決まりました。13年ぶり3作目の大河で、萩を訪れて役づくりをしたという中村さんは「吉田松陰という“熱源”を魅力的に提示できるよう、最大限を尽くしたい」とコメント。あわせて寛一郎さん(高杉晋作)、斎藤工さん(島津久光)、西岡德馬さん(島津斉彬)の出演も発表され、主演・松坂桃李さん演じる小栗忠順と薩摩・長州の人々の関係が描かれます。

よくある質問

中村倫也さんは『逆賊の幕臣』で何の役ですか?

長州萩藩の思想家・吉田松陰の役です。主人公・小栗忠順と同じ安積艮斎の塾で学び、激論を交わす人物として描かれます。

中村倫也さんの大河ドラマ出演は何回目ですか?

『天地人』(2009年)、『軍師官兵衛』(2014年)に続く3作目で、13年ぶりの出演です。

『逆賊の幕臣』の放送はいつからですか?

2027年1月10日スタートと報じられています。放送時間は日曜午後8時です。最新情報はNHKの公式発表で確認してください。

『逆賊の幕臣』の主人公は誰ですか?

幕臣・小栗上野介忠順で、松坂桃李さんが演じます。明治新政府から「逆賊」とされた人物です。

高杉晋作と島津久光・斉彬は誰が演じますか?

高杉晋作は寛一郎さん、島津久光は斎藤工さん、島津斉彬は西岡德馬さんです。

これまで大河で吉田松陰を演じたのは誰ですか?

報道によると、『龍馬伝』(2010年)では生瀬勝久さん、『八重の桜』(2013年)では小栗旬さんが演じています。

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